「共に生き、共に働く」とモットーに43年の長きに渡り、身体・知的・精神など様々な障害のある人々や生活困難の人々と共に、生活自立、就労自立を目指して活動してきた。就労を応援する活動、就職困難な人々に仕事の場を提供する活動には、それぞれ20～40年の実績がある。その成果として、重い障害のある人も含め雇用関係を持った事業所を多数作り出し、中部地区随一の障害者の一般就労実績を挙げている。また地域での暮らしを支える活動、生活自立が困難な人々に共同住居を提供する活動にも、それぞれ20～40年の実績がある。共同住居を市内に多数作り出し、北区では、障害者の基幹相談と特定相談支援を運営している。

2000年から、社会から断絶する、引きこもり支援を中心に行ってきた。活動内容は、居場所、就労、相談と多岐にわたるが、特にアウトリーチに力を入れている。当事者の社会的孤立を防ぐため、手紙や訪問など多角的なアプローチを行い、本人の意欲を醸成する形で支援の場へ来ていただけるよう、当事者性を尊重する支援を積み重ねている。現在はひきこもり状態・障害のある当事者と家族・兄弟姉妹の方への支援を中心に東海地域で活動を行っている。

生活に困窮する障害者等に対して、社会資源の活用を図り、安心して地域生活が送れるように相談や支援に関する事業を行う。障害によって起こる生き辛さや、様々な環境境遇に係る問題の改善や解決を図り、人間関係の再構築によって得る生活の質の向上と、全ての人が大切な存在である事を感じあえる社会づくりの増進に寄与することを目的としている。